2週連続となる津久井湖釣行は人気バス釣りブロガー「Sabuism(サブイズム)」の原さんとセッション! 史上最速の梅雨明け翌日の猛暑、減水、トドメの淡水赤潮と、釣れそうな感じがあまりしませんでしたが…(笑)(まとめ○アングリングバス編集部 田沢)
本日はアングリングバス副編集長の田沢さんと津久井湖にきてます(*´ω`*)さあビッグワンでるか!? #津久井観光ボート #津久井湖 #アングリングバス #バス釣り #sabuism pic.twitter.com/YDPhTBWIr5
— Sabuism(YOICHIRO HARA) (@sabu94_1982) 2018年6月29日
つらいけど、面白い! 本当はいい思い出だけを残して今年の津久井湖詣でを終了するつもり(!?)だったのですが、以前から一緒に釣りに行きたいと思っていたブロガーのサブイズムさんが津久井湖に行くというので、私もご一緒することにしました。
まさかの(?)2週連続津久井湖です。
セッションは土曜日。金曜日の夜はFMおだわら「ビッグフィッシュ」にゲストとして呼んでいただき、バスフィッシングの魅力についてお話をさせていただきました。

バルビュータの在庫がもうないことに気づき、帰りは厚木のキャスティングルアー館へ。

閉店5分前に到着し、駆け込みでバルビュータ3.5inのフロリダブルーとサクラベビーを購入。これがないともうダメな人になってしまいました。

さて、津久井湖に到着です。自宅のある横浜市内から朝なら1時間半で到着します。最近ガソリンも高いし、これは非常に助かります。

朝はシャローでマスタブラスタに1バイト
今回も津久井観光から出船。6時開店で、準備出来次第出船となります。
まず、観光前から神社跡へかけてのシャローがちょうど山に隠れてシェードになっていたので、このシャローをレイドジャパンの新作バズベイト、マスタブラスタで流していきます。
いい感じのキュルキュル音を響かせて巻いていくと、ペラの回転が止まり、「カラー名:漆黒」の黒いシルエットが消し込みました。あ! バイトだ! …と思ったのも時すでに遅し、バイトに対して適切に反応できず、フッキングが決まらず獲り逃がしてしまいました。
これは非常に惜しい。
本湖方面へ移動し、水中の釣りに
日が上がってからは徐々に水中の釣りへシフト。とはいえ、淡水赤潮がひどいのでライトリグには期待できず、昨晩急いで買ったバルビュータをトレーラーとし、最近個人的にブームなフットボールジグでリアクションを狙っていきます。

フットボールジグの使い方は主に2通り。岩盤へキャストし、転がしながらのフォール。もうひとつは、有望そうな場所でボトムを叩く。
早々に三井大橋の下の岩盤の岬でバイトがあり、1本キャッチ。しかし、小さいです。

思い切りアワセすぎて、脇腹をつりました。それでも、岬周りにもバスがいることがわかったのは収穫でした。とにかくバイトが少ないので…。
エアレーション、流れ込み、岬など水がよさそうな場所を


小さいながらも1本目をキャッチしたのが、岬周りだったので、岬は丁寧に探っていきますが、バイトは続きません。
思えば、前週に47cmが釣れたのも大きく地形がクランクしたエリアで、エアレーション+流れ込み+岬とかなりいい条件がそろった場所でした。
つまり、今の津久井湖はいい条件がいくつかそろわないと難しい…ということなのかもしれません。
本湖の水深5mで37cm!
マスタブラスタやダッジなどの表層系、ヴィローラなどのリアル系も試しては見ますが、バイトがまったくないため、やはり多少なりともいい水が残っていると期待できる(※根拠なし)ボトム付近がよさそうでした。

注目したのは本湖のエアレーション。このエアレーションですが、必ずしも真横でなくても視界に入るくらいにあれば期待できるものだと思っています(そうとでも思わないとやってられない)。
ちょうど中村桟橋から串川放水口までの間の沖にもエアレーションがあり、このエリアは期待できるはずだと、岩盤や岬だけでなく5mくらいのおおむねフラットな地形に落としてボトムを叩いてみることにしました。

その結果、数投目でバイトあり。かなり元気に暴れ回りましたが、なんとか無事ネットインしたのは37cmの口の小さなバスでした。

きびしい暑さのなか、がんばったかいがありました。
ヒットルアーはクリングヘッドジグ3/8oz(カラー:ビワコスペシャル)&バルビュータ3.5in(フロリダブルー)。
撮影していただいたサブイズムの原さん、ありがとうございました。
まとめ:小手先勝負が効かない津久井湖

辛くも2本のバスをキャッチ(※うち1本はノンキー)した津久井湖釣行でしたが、最近の津久井湖は小手先でどうにかなるものではないということを改めて思い知らされました。
例えば、これが房総のリザーバーや相模湖ならば、夏場の基本となるカットテールやセンコーのノーシンカーをシェード撃ちしていれば、サイズはともかく魚は触れると思います。
今の津久井湖もバスの居場所さえ見えていればそうした釣りでも釣れると思いますが、カバーもシェードもあまりないため、時間がかかりすぎてドツボにハマってしまう気がします。
今回、ベイトの気配がある場所でヴィローラのジグヘッドリグを泳がせてみた以外はスピニングはほぼ使いませんでした。
釣れるバスの状態は悪くないのですが、やや酸欠気味なのか、若干元気がない気がします。
また、暑さも相当なもので、飲み物は2リットル持ち込んでも足りず、津久井観光の自販機で追加しました。3リットルくらいはあった方がいいかもしれません。熱中症予防のため、肌の露出は抑え、こまめな水分補給をおすすめします。
先週に続き、とてもきびしい津久井湖でしたが、簡単には魚を触らせてくれない難しさも裏を返せば大きな魅力。攻略しがいのある釣り場のよさに取り憑かれつつあります。
釣り終了後は相模原でラーメンを食べてブンブンで残り3個になっていたメバポンパドールを買って帰りました(笑)。


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