【津久井湖】レイドの新作「マスタブラスタ」で秒で釣れた

3週連続津久井湖釣行! 朝イチ1本キャッチするまさかの展開からの9時間ノーフィッシュ…(笑)。相変わらず楽はさせてくれない津久井湖でした。(まとめ○アングリングバス編集部 田沢)

週末は津久井湖へ。これで3週連続となりますが、毎回、2本ずつ釣れています。従来の津久井湖の釣れないイメージでいうと、ノーフィッシュでも当たり前なので、意外な結果。今回も朝から意外な展開でスタートしました。

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一時雨が降りましたが、朝は晴れ。
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暑いので今回からクーラーボックス持ち込み。

数日前の雨で多少水が入れ替わった?

大雨による大きな被害が出ている西日本とは違い、関東ではそれほど雨が多くありません。とはいえ、数日前(6日金曜日)に降ったまとまった雨によって、津久井湖は先週よりも水位が上昇。

淡水赤潮まみれだった水質も(多少、ですが…)改善傾向だったような印象です。

水温も1週間前から3〜4℃ほど下がっているようでした。

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本湖メインだった前回は大体25〜27℃でしたが、朝の桟橋で22.7℃。

淡水赤潮が多少マイルドになっていました。この水質の改善に期待しつつ桟橋を出ます。

朝は桟橋から出て左側のシャローをバズベイトで探ります。多少冠水しているカバーもあり、いい感じでした。

朝イチ、1投目でマスタブラスタで水面爆裂

前回、人気ブロガー「Sabuism(サブイズム)」の原さんとご一緒した際、桟橋近くの流れ込みを丁寧にやっていたのが印象的でした。

歴史的に見ても現状を考えても慢性的にきびしい津久井湖。いい条件がそろった場所でないと、ねばる価値はありません。1週間前の水位だとちょっと周辺が浅すぎたような気がしましたが、昨日は1mないくらいのシャローが広がっており、これはバズベイトにチャンスあるのでは? とマスタブラスタで流していくことに決めました。

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1投目で出てしまいました。

ななな、なんと、1投でバイト。誇張ではなく、釣り開始から1分経っていません。

古いロードランナーでそのまま抜き上げたのは40cmジャスト。

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かなり久しぶりにバズベイトで釣りました。カラーは「漆黒」。黒いバズベイト、好きなんですよね。

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1投目ですよ? これは普通期待しないわけないじゃないですか。

もしかしてめっちゃ釣れる日に当たったんじゃないか?って。

日中は沈黙

期待を込めてその後もマスタブラスタを巻き続けます。マスタブラスタのインプレ記事はまた改めて公開したいと思いますが、このバズベイト、かなり作り込まれていると思います。音がいいです。詳細はまた。

さて、この日ですが、日中はほぼ沈黙でした。

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期待していた水質の改善も、若干よくなったぐらいか。

朝1投目で釣れたのに、それ以降なにもなし。こんなことって普通ないじゃないですか。これがあるのが津久井湖…なのでしょうか(笑)。

最近やり込んでいるフットボールジグ(クリングヘッドジグ&バルビュータ)の岩盤フォール、スワンプクローラー(ノーシンカーワッキー)のフォール、同じくスワンプネコリグ、ヴィローラのミドストもどき、などなど色々試しますが、スワンプにバイトがあったのみ。おそらくギルです。

上流へ向かうと雰囲気は一変

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道志橋周辺まで上がると、一気にクリアに。

沼本ワンドを抜けて、さらに上流へ向かってみると、そこは別世界。水の色が一気に変わりました。

見えバスも見えます。ただし、見えるだけで絶対に口は使わなそうなバスばかりでした。

メバポンパドールを一瞬見に来たバスにスワンプクローラーノーシンカーを投げてみましたが、それ以降はまったく見向きもせず。

前々回反応のよかった名手周辺もバイトなし。あっというまに1本目をキャッチした7時から8時間以上が経過(笑)。残りの1時間は魚影が濃そうな観光桟橋周辺の水深5mくらいまででもう1本を獲りにいく方向にシフトします。

知って得する? 夏メタル

この判断は当たりでした。まず、フットボール、次に夏にも実は効くメタルバイブ、メバポンパドール、締めのヴィローラを短時間でこなすプランでしたが、正解は夏メタル。オーバーライド1/8ozに35cmが口を使いました。

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ヒットルアーはO.S.P/オーバーライド1/8oz。タックルはロッド:ダイワ/ブレイゾン661MHB、リール:タトゥーラSV TW8.1L、ライン:フロロ4lb。

水深4〜5mでリフト&フォール。吸い込みやすさを重視するか、フォールの速さでリアクションを狙うか、それぞれ考え方としてはありますが、軽めを選択し丁寧に探りました。

日中およそ9時間ノーフィッシュだったので、1本釣れているのに気分的にはボウズ。これがあるのとないのとではまさに雲泥の差です。

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1本目をキャッチしてから9時間後の2本目。素直にうれしかったです(笑)。

知っている人は得している? 夏メタル。真冬の切り札的イメージが強いメタルバイブですが、真冬でも釣れるということはオールシーズン釣れるということ。

とはいえ、ハイシーズンはほかのルアーでも釣れるため基本的には出番はありませんが、今回の手詰まり感に思わず使ってみたらやっぱり釣れました。今後、出番が多くなりそうです(笑)。

夏メタルについては、アングリングバスでも赤松健さんなどに紹介してもらっているほか、H-1グランプリでもけっこう使われているようです。

津久井観光周辺が魚影は濃い?

万国共通で「桟橋周辺は魚影が濃い」といわれているそうですが(本当か?)、津久井湖もそれは例外ではありません。事実、トーナメントなどのリリースフィッシュが期待できますし、桟橋が造られる場所は魚が着きやすい要素もあるようです。桟橋自体にも魚が着きますしね。

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今回も10数人規模の釣り大会が開催されていました。

ワカサギらしき群れも魚探に映り、ベイトも多いようです。イメージとしてはそういったベイトの存在を意識しつつ、ボトム付近にいて、気が向いたときにエサを食べているようなバスをオーバーライドのリフト&フォールで釣った形。※あくまでイメージ。

この桟橋周辺に広がるフラットは一度じっくりやってみてもいいかもと思いました。

やっぱりきびしい津久井湖

楽しかった津久井湖ですが、それでもやっぱりきびしかった。ハイシーズンのこの時期に、丸一日を費やしたとしたら、普通はもっと釣りたいところです。

それどころか、2本とも紙一重だった気がするので、ノーフィッシュでも全然おかしくはなかった。

それでも、結果的には2本釣れ、私の津久井湖「無敗記録」は続くことになりました。

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