使い勝手がよくクオリティの高いルアーを多数リリースするビバのクラッチメタルに新たに14gがラインナップ! より速く、そしてもっと遠く、もっと深く、攻略の幅を広げたクラッチメタルの実力とは?(まとめ○アングリングバス編集部)
メタルバイブ。
真冬の低水温期のお助けルアー的存在として広く一般アングラーにも使われているルアーだ。実はシーズン問わず釣れるジャンルのルアーでもあるのだが…(参照:知って得する夏メタル)、今回、そこはおいといて、リアクションバイトを誘えて、ダブルフックのモデルが主流で根掛かりにもそこそこ強い。やっぱり冬バス相手の釣りにはとても頼りになるルアーである。
軽快な引き抵抗と手元にしっかり伝わる振動を両立!
クラッチメタルはビバがリリースする人気のメタルバイブだ。
メインプレートには極薄の高強度マテリアルを採用。軽快な引き抵抗と、手元にしっかりと伝わる振動を両立させた。水切れ抜群の薄型プレートはアクションの立ち上がりが早く、スリムボディのため激しくジャークしてもバランスを崩しにくい。スパイラルしにくい安定したフォール姿勢と、緻密に計算されたフックポジションによってトラブルレスな使用感を実現。メタルバイブに求められる性能をしっかりとおさえた使いやすいメタルバイブである。
従来のラインナップは5g、7g、10g

これまでは5g、7g、10gと釣り場を選ばず使えて、なおかつ浅めから深めまで、多様な場面に対応することができた。
野池やマッディシャローレイクであれば従来のウエイトでも十分だったが、より深い場所を狙いたいリザーバーや天然湖ではもう少し重たいモデルが必要な場面もあった。
そんななか、待望の14gがリリースされることになるのだ。
より速く、もっと深く
ウエイトが重いことによるメリットはいくつかある。
まず、より深い場所を快適に探ることができるのがひとつ。軽いメタルバイブでディープを探ろうとすると、手元にブルブルが伝わりづらいし、フォールに時間もかかってしまい、手返しも悪い。
次にフォールスピードだ。14gのクラッチメタルはなにもディープでしか使えないわけではない。例えば、より速いフォールでリアクションを誘いたい場合など、ミドルからシャローで有効な場面ももちろんある。
最後に遠投性能。野池など、真冬に魚が溜まるスポットが遠い場合、ルアーが届かなければ話にならない。そんなとき、ウエイトを活かした遠投性能も心強い味方となるのだ。
20メートル近いスーパーディープも攻略できる
目安としては7gで10m前後まで、10gで15m前後までをカバーしていた。そこに14gの登場。つまり水深20m近いスーパーディープも射程圏内におさめたのがクラッチメタルなのだ。
フロントとリア、2つのアイを使い分ける

クラッチメタルのアイは2つ。スナップを介してラインを結ぶ。前方(フロント)と後方(リア)を選択することで、ひとつのルアーで2通りの使用が可能。
フロントアイを選択すれば、レンジキープに優れたただ巻き仕様に。リアアイを選択すれば、ボトムでのアピールに特化したリフト&フォール仕様に。
攻略の幅が広がったクラッチメタルでもこのシステムは健在。遠投してただ巻きもよし、ディープのバスを狙い撃つもよし、なのである。
次号、アングリングバスVol.27にて三島湖実釣の模様を掲載
あいにく減水中で、思惑通りのディープ攻略とまではいかなかったが、基本性能の高さを改めて見せつけられた。
次号、アングリングバスVol.27をお楽しみに!
アングリングバスVol.26発売中
アングリングバス最新号は水野浩聡さんの高山ダム攻略DVD付き!