O.S.Pから満を持して登場したスイムジグ、ウィードライダー。琵琶湖プロガイド・森田哲広によってプロデュースされた新作スイムジグの全貌。(まとめ○アングリングバス編集部)
各地でブームとなっているスイムジグ。野池、川、天然湖、リザーバーなどあらゆる釣り場で使える使い勝手がいいルアーである。
その一方で、東西のスイムジグブームの発信地といえば、東では霞ヶ浦、西では琵琶湖だろう。
今回ご紹介するO.S.Pのウィードライダーは琵琶湖プロガイド・森田哲広氏によって琵琶湖でテストを繰り返し、形になったものだ。
詳細を追っていく。
開発者はベテランガイド森田哲広
O.S.Pプロスタッフ森田哲広氏は年間釣行200日超を誇る琵琶湖プロガイド。過去、「ルドラで日本一釣る男」と呼ばれ、2011年にはブレードジグの流行に火をつけるなど、いくつものムーブメントを起こしてきた。
プロガイドとしての経験のみならず、ルアーづくりに関しても開発者レベルの知識と経験を持っている。
そんな森田氏が多くのジグを使い比べてみた結果、たどり着いた結論は「毎年変わる琵琶湖のウィードで誰もが使いやすくて釣れるスイムジグはない」というもの。そんなことがきっかけでウィードライダーが形になった。
SPEC:O.S.Pウィードライダー
- サイズ=3/8、1/2、5/8オンス
- カラー=全8色
- 価格=740円(税別)
- 発売=2018年12月下旬
第一の特徴はフォール姿勢
琵琶湖の釣りで釣果を左右するのはウィード攻略だ。それは回避力が高いスイムジグにおいても例外ではない。
ウィードライダーはほかの多くのジグが着底した時点でウィードに引っ掛かってしまうなかで、ややカーブフォール気味の姿勢を保つことで腹から着底する。
着底した時点からベストな動きをすることができるのがウィードライダーだ。
凸凹や高低差のあるウィードでもスタックしづらい
ヘッド部分のウォブルやロールは極力抑えた。これは凸凹や高低差があるウィードでもスタックしづらくさせるためだ。
ロッドコントロールとリーリングでウィードを乗り越えられるよう、腹面はフラットかつワイドな形状に。
Wタイイングスカート構造
巻き抵抗とアクション効果を高めるW多イングスカート構造。ボリュームのあるシャッドテールワームをトレーラーにセットしフルキャストを繰り返してもワームのズレを防ぐためのペグホールを搭載。
ブラシガードは必要最小限の7本
活性が低くショートバイトが多発する時期のバイトも確実に獲るためブラシガードの本数は最小限に設定。
ヘッド形状自体もガードなしでの使用も想定したブラシガードをあまり必要としない形状となっている。
カラーは全8色








琵琶湖のウィードだけでなく、ハードボトムでもスタックしづらいスイムジグ。琵琶湖発のアイテムだが全国の釣り場で通用するスイムジグへと成長した。
O.S.P代表・並木敏成氏による解説動画も公開中。
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