冬の房総必携ルアー、レッグワーム(ブラック)が釣れる理由はバイトの明確さ!? 水温10℃の豊英湖で考えたレッグワームが釣れる秘密について!(まとめ○アングリングバス編集部 田沢)
明けましておめでとうございます! 2019年もよろしくお願いします。
さて、去る2018年の釣り納めは豊英湖へ行ってきました。
魚探の電源が入らず、不完全燃焼だった前回の豊英湖釣行のリベンジマッチというわけです。
結果からいうと、2018年の初釣り(奈良県津風呂湖)、2017年の釣り納め(千葉県豊英湖)など、過去何度も低水温期にボウズを回避してきたレッグワームのダウンショットに今回も助けられました。
2018年12月29日、水温は10℃前後
まず水温ですが、まだ10℃前後ありました。つまり完全な厳寒期ではないですね。
私の魚探はほかの人の魚探より0.5℃くらい高めに水温が出ることがあるみたいなのですが、その点を加味してもまあ10℃くらいですね。房総は比較的温暖で、山も高くないので水温が下がるのが遅いです。これが高い山からの冷たい水が流入する相模湖や津久井湖だともう確実にひとケタ台だと思います。年末の段階では房総は意外とまだ水温が高かったです。
それにしても魚探の電源が入るって素晴らしいですね。たいした魚探じゃないですが、それでもあるのとないのとでは雲泥の差です。
※魚探の修理については別途まとめたいと思います。
2018年は個人的にいまいちだった豊英湖


2018年の豊英は春にいい釣りを出来た以降、ガソリンが高いのが気になって津久井湖ばかりに行っていて釣行回数が少なかったのもありますが、真夏のハイシーズンにデコるなど正直微妙でした。それでも豊英湖は個人的に年末の実績が高いのも事実。
「本湖野郎」になりきって、タコねばりです。
バイトは朝に集中
メインはディープのダウンショットです。ルアーは当然、ブラックのレッグワーム2.5in。小森さんの冬の房総イチオシのカラーですね。
ディープがメインなら時間帯はあまり関係ないのでは? と思いがちですが、これが意外と関係あるんです。2017年の年末は午前中のそれも早い時間帯にバイトが集中し、それ以降はどんなに丁寧にやってもバイトがなかったんです。
この日も、意外と早い段階でバイトがありました。
8時過ぎに1本目、30cmクラス
この日はワイルドサイドWSS63L-5を使用。そう、マルチピースロッドです。
ティップに伝わる明確なバイトにフッキング。
サイズとしては30cmちょっとながら、冬に狙い通りの釣りで釣れるとやっぱりうれしいですね。WSS63L-5もマルチピースであることを感じさせない使用感。感度も操作性も申し分なしです。正直、ディープの釣りに使えるのか? は未知数でしたが、しっかり使えることがわかりました。
DASオフセットでカツンと上アゴフッキング
今回使用していたのはハヤブサのDASオフセット#4。
いい場所に掛かっています。オフセットフックとしては特徴的な形状をしていますが、細身のワームであればほぼ使えると思います。WSS63L-5、フロロ4lbとのバランスもよかったようです。
2本目、3本目はサイズダウン


2本目は8時40分くらいにヒット。この8時台はバイトが集中し、ほかにもスキニースイマーでバイトがありました。
季節、釣り方問わず、朝の時間は大切ですね。
3本目は正午過ぎ。ほかの場所のカバーや馬の背などを見て異常がなく、再度本湖のフラットに戻ってきたときのバイトでした。
この日バスをキャッチしたルアーはすべてレッグワーム2.5inのダウンショットリグ。カラーもすべてブラック。房総+レッグワーム+ブラック=バスという方程式は完全に成り立っていますね(笑)。
レッグワームはバイトが明確に出る?
レッグワームレッグワームと連呼してしまいましたが、「レッグワーム以外も使えば釣れるんじゃない?」という疑問も浮上します。
もちろん釣れると思いますが、今回釣ってみて感じたのはレッグワームのバイトの明確さ。
ほかにもスキニースイマー2.5inもダウンショットで使ってみました。バイトはちゃんとありましたが、フッキングのタイミングがうまくつかめず、スッポ抜け。本誌連載でもおなじみの茂手木祥吾さんらトッププロが手がけたワーム。釣れないわけはない。キャッチできないのは、ようは使っている人のミスなんです。
レッグワームがよく釣れる理由。バイトがハッキリ出るから、釣りが上手い下手問わず(下手な人でも)釣れちゃうのでは? というのが今回感じた結論です。

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