【渓流釣り】おすすめの渓流5選

渓流解禁カウントダウン企画第3弾!いよいよ明日より全国的に渓流釣り解禁!!(一部地域を除く)今回は編集部員の独断で選んだおすすめの渓流5選です!(まとめ○アングリングバス編集部 田沢)

 

渓流アングラーにとって長い冬が終わり、明日から待望の渓流解禁です。

数ある渓流の中から過去実際に訪れた魅力的な川をセレクト。

川選びの参考にしていただければ幸いです。

 

酒匂川(神奈川県)

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私のホームリバーである酒匂川水系。

神奈川県西部を代表するアユの友釣り河川ですが、渓流釣り場としても高い人気と知名度を誇ります。

東名高速大井松田インターからすぐで都心からアクセスがいい反面、駐車スペースからはかなりの時間歩かなければならない川が多いです。個人的な印象としてはちゃんと釣れるのは徒歩1時間以上歩いた先の川…。

山歩きを苦としない方におすすめです。

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玄倉川の林道にあるトンネル。内部でS字にクランクしており、ヘッドライト必須。しかも、現在は土砂崩れで通行止め。

対象魚は主にヤマメとイワナ

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釣れるのは主にヤマメとイワナです。イワナは丹沢湖より上流の川が中心で、丹沢湖より下流で本流に合流する川は大半がヤマメです。

酒匂川水系は「元々イワナは棲息していなかった」とする説と「(いたとしても)関東大震災で絶滅した」とする説があります。

最近では漁協による放流もヤマメが中心という話ですが、各支流に根付いて大型化したイワナが釣れることもあります。

 

丹沢湖に流入する玄倉川、中川川、世附川

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尺に近いようなかなり大きいイワナのチェイスもあります。

おすすめなのはバスも釣れる丹沢湖に流入する3つの支流。

三角形に近い形状をした丹沢湖の東から流入するのが玄倉川(くろくらがわ)、北からが中川川(なかがわがわ)、西からが世附川(よづくがわ)です。

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通称「ユーシンブルー」と呼ばれる美しい玄倉川の流れ。
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2019年2月現在、林道の通行止めが続く玄倉川。

玄倉川は林道が土砂崩れで一部通行止めとなっており、上流で釣りをするには峠を越えてくるルートしかありません。

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峠越えのルートは片道2時間半超。しかもきつめの山道。

先日下見に行ってきたのですが、ほぼ「登山」。これはもっといい時期になってから再挑戦しようと思いました。

中川川は個人的にはやや人が多い印象。

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画期的な沢割ボード。

世附川は珍しい「沢割」のシステムがあり、希望の沢にマグネットを貼ってから川へ歩き出すシステム。ゲートから1〜2時間歩くことになりますが、廃村の痕跡があったり、秘境感を楽しめます。IMG_0284

漁協=酒匂川漁業協同組合

 

狩野川(静岡県)

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狩野川水系の泣き尺アマゴ

伊豆半島を代表する渓流が狩野川水系です。天城山脈から流れ出し、伊豆半島の中央を流れて沼津市街地で駿河湾に注ぐ大河川。アユ釣りも有名です。

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アマゴを中心に場所によってはニジマス、イワナ

釣れるのは朱点が美しいアマゴ。アマゴはヤマメの亜種ですが、ヤマメよりも大きくなりづらいようで、尺クラスが釣れることはあまりありません。

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標高が高くない場所はボサ川が多い。

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観光地でもあり、管理釣り場から逃げ出したニジマスが釣れる川もあります。

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野生化したニジマス。

 

伊豆半島を代表する大河川

支流が多く、有名河川だけあって釣りをする人も多いですが、それでも釣り場としてのキャパシティは十分。

大見川、持越川、長野川など大小の支流があり、仮に朝から先行者とバッティングしても移動すればほかの川が空いていることも多いです。

周辺は温泉も多いので、釣行後に入って帰るのもおすすめです。

漁協=狩野川漁業協同組合

 

犀川(長野県)

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信濃川水系の支流で松本市、安曇野市などを流れ、長野市で千曲川に流れ込むのが犀川です。

本流はビッグレインボー&ブラウン

大きなニジマスやブラウントラウトが釣れることで有名な川です。本流のビッグトラウトハンティングが楽しめるのが人気の理由。

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本流の釣りは未体験なので魚の写真はありません(笑)。

支流でのイワナ釣りも

本流の釣りのイメージがありますが、支流の上流にもしっかり渓流魚が棲息しています。

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昨年秋、ワカサギ釣りの取材ついでに訪れた際は中房川でまずまずのイワナが数本釣れました。

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犀川は解禁が早く、2月16日解禁。

長野県や岐阜県の川は解禁が早いのも特徴で、犀川漁協管内では2月16日解禁。今回ご紹介する川の中では唯一すでに解禁しています。

漁協=犀川漁業協同組合 ※エリアによって管理する漁協が異なります。

 

魚野川(新潟県)

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スキー場で有名な湯沢町周辺を流れるのが魚野川水系。

群馬県との県境に近いため、関越道を使えば首都圏からも意外と短時間で訪れることができます。渋滞などがなければ3時間ほどで着きます。

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きれいなイワナとヤマメが釣れる

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特筆すべきは釣れる渓流魚の美しさ。深い山々からの流れは冷たく、釣れるイワナやヤマメはとてもきれいです。

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源流部まで行かなくても気軽にエントリーできる川でいいサイズのイワナやヤマメが釣れます。ただし、新潟はクマも多いのでクマ鈴など対策は万全に。

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漁協=魚沼漁業協同組合

 

奥多摩川(東京都)

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下流部では東京都と神奈川県の境界を流れる多摩川の上流でもヤマメやイワナ、ニジマスなどが釣れます。

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都心から最も近い渓流

特徴は「東京都内」であること。このひとことに尽きるのではないでしょうか。もちろんそれなりの時間がかかりますが、JR青梅線を利用して電車で訪れることもできます。車を持っていなかった頃は終点の奥多摩駅で下車し、日原川を釣ったりした思い出があります。

周辺にはキャンプ場や管理釣り場も多く、川を釣り上がって行くと川遊びをする人たちに遭遇したりと、人は多いものの、しっかりと放流がされているためか魚影は濃い川が多い印象です。

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管理釣り場が多いため、ニジマスもよく釣れます。

週末に合わせているのか、奥多摩川は3月2日(土)より解禁です。

漁協=奥多摩漁業協同組合

 

突発的に開始した渓流解禁カウントダウン企画も今回で終了!

いよいよ明日、3月1日(金)より全国的に渓流解禁です!

 

※管理する漁協によって解禁期間や遊漁規則、釣法は異なります。釣行前に最新の情報をチェックしてください。

 

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