晩秋から冬に向けて水温が低下していく11月。そんな時期は午後から夕方に集中すべきことは最近の取材からも明らかです! というお話。(まとめ○アングリングバス編集部 田沢)
久しぶりに霞ヶ浦水系のオカッパリに挑戦してみました。あまりにも広すぎてどこでやればいいかいつも迷ってしまうのですが、今回はいい感じに場所を絞っていけた気がします。
朝練→昼練→夕練!?
潮来で某レジェンドアングラーの取材があったため、その前後で霞ヶ浦水系オカッパリをしてきました。朝練だけのつもりが、昼練、夕練となってしまいましたが…。

マルチピースのパックロッドをメインにしました。まあ、車移動だったので、インプレッションが目的ですね。
朝イチは北利根川
細かい場所を知っているわけではないので、大場所で勝負です。


低水温期の定番、穴撃ち。テトラの穴の中でじっとしているバスが狙いですが、朝夕は寒くなってきたものの、まだ意外と水温が高い。穴の中だけでなく、周辺をシャッドで巻いてみたりもしましたが、ノーバイト。
各地を探り歩いた後、室内での短時間撮影でしたが取材へ。
午後は横利根川
取材が終わってから向かったのはこちらも冬の定番エリア横利根川。
護岸が変化したスポットにトルキーストレート4.8インチのネコリグを通すと、いきなりバイトあり。午後になってからですが、本日最初のバイトです。
冬の定番といいつつ、横利根川は周年釣れます。足場もおおむね良好。ただし、ほかのバスアングラーやヘラ師が非常に多い。釣りのマナーや駐車スペースなどにも注意が必要です。
数カ所様子を見てみますが、バイトがあった場所が一番有望そうということで温存し、いったん知る人ぞ知る水路へ。

しかし、ワンバイトで終了。
夕方も横利根川に賭けます。
トルキーストレート4.8インチのネコリグで37cm
個人的に有望とみたのはそれほど長い区間ではなかったので、護岸をくまなくネコリグで探ってみました。地図で見ても実際に現場で見ても、一見すると一直線に見える護岸ですが、実はちょっとした変化がけっこうあるんですね。新しい護岸と古い護岸の境目なども有望らしいです。
しかし、釣れたのはただの直線でしたが…(笑)。
日中にバイトがあったトルキーストレート4.8inのネコリグでした。シンカーはネイルシンカー1.3g。

タックルデータ
ロッド:レジットデザイン/ワイルドサイドWSS63L-5
リール:シマノ/レアニウムCI4+C2000HGS
ライン:フロロ4lb
ワーム:DSTYLE/トルキーストレート4.8in
フック:ハヤブサ/パワーワッキーガード#4
シンカー:ネイルシンカー1.3g


水温が上昇する午後から夕方がチャンス?
ここ最近の取材でも同じ傾向なのですが、朝はイマイチで午後に調子が上向くことが多いです。というのも、1週ごとに寒さを増しており、晴れた日の朝は放射冷却で寒い! ボートの取材でも魚探の水温を見ると、朝から夕方に1℃くらい上がることが多いです。水中の1℃が持つ意味は大きい。
張り切って早朝から釣りをして、バイトがなくてもあきらめるのはまだ早い! 午後からがチャンスと思って、集中して釣りを続けてみてください!
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