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【インプレ】ミドストが上手くなった気がする!? DSTYLEヴィローラ

ワカサギレイクの必修科目といってもいいテクニックですが、苦手な人も多いのがミドスト。ヴィローラで苦手なミドストを克服したような気がしたお話です。(報告○アングリングバス編集部 田沢)

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ミドストに使用したのは、ロッド:レジットデザイン/ワイルドサイドWSS63L-5、リール:シマノ/レアニウムCI4+C2000HGS、ライン:フロロカーボン4lb、ジグヘッド:リューギ/ヴェスパ3/64oz(#2)

 

中層の釣りを苦手とする私のようなアングラーにとって、鬼門中の鬼門なのがミドストではないでしょうか。今年の早春、三島湖で「ジグヘッドリグ」でいいバスを釣った際、twitterなどにあげると「ミドストですか?」とよく聞かれたんですが…すみません、ミドストなんて出来ません! って感じでした。

そのときジグヘッドリグでやっていたのは、岩盤にフォールさせて枝を回避しながら探るだけの釣り。

私のバス釣りは表層から水面下数10cmを通すかボトム、岩盤、カバーを叩くものが大半で、中層ってどこ? バスいるの? って感じなんです。もちろん、中層のベイトにつくバス、がいるわけなんですけど。

 

ミドストの難点

中層って時点で上級者向けテクニックのような気がしますが(そうだと思いたい)、ここでミドストの定義を見てみましょう。

 

“ミドスト:ミッドストローリングの略”

 

ごめんなさい、この時点でもう意味不明じゃないですか。全部カタカナだし(バス釣りは大体そうですが…)。

細かく分解していくと、ようはジグヘッドリグを中層(ミッド)でローリングさせる、ということなんですがね…

 

できねえよ、そんなこと。

 

 

なにをやっているのかわからない

「中層」という個人的に超苦手なキーワードに加え、ローリングという横文字。何年この仕事をしていても、横文字は苦手です。

プロアングラーの解説を聞いて、見よう見まねでティップを動かしながらやってみたことがありました。ジグヘッドも軽いものを使うのでちゃんと引き感もイマイチないし、中層をやっているつもりでもけっこう表層を引いてしまったり、いちいちこの釣りとの相性の悪さを感じたものです。

これがダウンショットリグなどであれば、水深10m近いボトムでも“ボトムに接地していること”を手がかりにとりあえず見よう見まねでやれちゃうんですが…。

 

ちゃんとできているのかわからない

もうひとつ苦手な理由は、非常に単純で、出来ているかどうかわかりにくいんですね。水中でロールさせるためにシェイクするわけですが、これも激しくしてしまうとまったく別のアクションになってしまいます。

このヴィローラの解説文にも“食わせのロールを生み出すボディーバランス。ジグヘッドの中層スイミング時に理想のロールアクションを実現”とありますが、使ってみるまで、正確にはクリアな場所で動かしてみるまでは半信半疑でした。

 

コツがわからない

「こればかりは、慣れですね。慣れるしかないです」ミドストのコツについて聞いてみた際の、某プロアングラーの弁。ミドストを習得するのには近道もないんです。

絶望的じゃないですか。

やっぱり諦めて表層とボトムの人でいよう。そう思っていた私の前に現れたのがヴィローラだったわけです。

 

ヴィローラはむしろミドスト初心者向け

先日、たまたま高滝湖ロケの際に釣りをする時間が出来ました。アイスを買うついでにコンビニで遊漁券を購入。

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高滝湖の遊漁券は近くのコンビニでも購入可能。ハンコがないように見えますが、なぜか裏面に押されていました。

 

目視しながらまず練習

高滝湖では流入河川の上流部だと、実際に動きを見ながら練習できるんですね。ここ最近通っていた津久井湖でもヴィローラはかなり試していたんですが、全域で発生中の淡水赤潮のおかげで水中を見ようという発想になりづらく、そこが盲点でした。それでミドストもどきをやってみると、あれ、けっこうちゃんとロールしている?

中層のテクニックなので、これまでは中層で練習していましたが、とりあえず見えるくらいのレンジでやってみればよかったわけですよね。

 

実際に1本キャッチ!

数投しているうちに目には見えない中層でもロールさせるイメージが出来てきました。

何投かしてでなかったら昼寝でもしよう。

そんな軽い気持ちで流れのヨレの中を通してみると、1投目からアタリ。しかし、フッキングは出来ません。小さいのかな? と、再びキャストすると、またアタリ。3投目もアタリ。4投げ目は気持ちレンジを下げてやってみると、ようやくフッキング!

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痩せていましたが、いいサイズのバスでした。

水中でぎらりと輝く細長い魚体。午後の睡魔を吹き飛ばしてくれました。ハンドランディングすると、なかなかずしりと重たい、いいバスです。

 

カギはラインスラック

ラインスラックを出すことを意識しつつロッドを動かすのがコツだと思いました。

ロッドを「上下させる」というよりは、スラックを維持するためにティップ〜ベリーを動かし、それにリーリングを連動させるくらいの方がロールさせやすいようです。

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ハザーと取材中だったのですが、まさかのハザーより先に釣ってしまいました。※その後、ハザーもキロアップを複数キャッチしていました、念のため。

 

姿勢を安定させやすい中空ボディ

この場で強調したいのはミドストのテクニックそのものよりも、ヴィローラのミドストのしやすさ。

結局、まずは練習ありきなのは変わりないのですが、ヴィローラでやれば習得は早いような気すらします。

 

ミドストタックル

ロッド:レジットデザイン/ワイルドサイドWSS63L-5

リール:シマノ/レアニウムCI4+C2000HGS

ライン:フロロカーボン4lb

ジグヘッド:リューギ/ヴェスパ3/64oz(#2)

こちらも現在インプレ中のマルチピースのワイルドサイド。WSS63L-5はライトリグはもちろんシャッドなどのハードルアーまで幅広くこなすバーサタイルスピニング。

ワイルドサイドにはこだわりの“ミドストスペシャル”(WSS64UL)もありますが、このWSS63L-5でも4カ所もの継ぎ目の存在を感じさせないしなやかな操作感。周辺のカバーをかわしつつ40アップのバスをしっかりキャッチするパワーも備えています。

 

アングリングバスVol.24発売中です!

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【新作】DSTYLEヴィローラの表現力

青木大介氏率いるDSTYLEから新発売のヴィローラ。リリース直後から全国各地の釣り場で高い実績をあげているリアル系ワームの高い表現力について紹介します。(まとめ○アングリングバス編集部)

 

ウィローラはジグヘッドリグ、ノーシンカーリグ、I字系、水面ピクピクなど、多様なリグ、そしてテクニックに高い次元で対応するワームだ。

この春の発売以降、すでに各地で好釣果を挙げている注目の新作である。

松本幸雄さんはじめ、DSTYLEプロスタッフ以外のアングラーからも絶賛の声。

既存のリアル系ワームとどのような点が異なるのか。高い表現力を誇るヴィローラを形作るいくつかのキーワードからひもといてみたい。

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【スペック】DSTYLE/ヴィローラ2.8in

  • サイズ=2.8in
  • カラー=全7色
  • 価格=880円(税抜き)
  • 6本入り

中空ボディ

背中は中空。これにより、水面ピクピクなど水面系のテクニックが誰にでも簡単に演出できる。

エアを含んでいることによって、水中での使用でも姿勢が安定。中空ボディはあらゆるリグとテクニックへの対応力を上げる重要なギミックになっている。

ボディバランスにもこだわっており、ジグヘッドの中層スイミングで理想的なロールアクションを生み出すことに成功した。

 

スプリットテール

水中でマイクロバイブレーションを発生し、リアルな造形と合わせた強力なアピールとなる。通常のスプリットテールよりも角度が開いていることに秘密がありそうだ。

テールの形状を保つため、ブリスターパッケージ入り。

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こだわりのカラー全7色

ワカサギ、アユ、ギルなどのリアル系からエスケープフィッシュ、ジャパンフィッシュなどの抽象系まで、全7色をラインナップ。

釣り場に棲息するベイトフィッシュに合わせるのもいいし、水質から考えていくのもいい。あらゆる釣り場に対応できるカラーラインナップだ。

 

【カラーラインナップ】DSTYLE/ヴィローラ2.8in

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ワカサギ
2_アユ_DSC_0212
アユ
3_エスケープフィッシュ_DSC_0217
エスケープフィッシュ
4_ジャパンフィッシュ_DSC_0223
ジャパンフィッシュ
5_カモフラ_DSC_0229
カモフラ
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フラッシングブラック
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ギル

DSYTLEホームページではハウツー含めた実釣映像も公開中。

水中映像も!

 

ヴィローラに関しては編集部でもインプレッション予定!

 

アングリングバスVol.24発売中!

Bass24_Hyosi_Fin

付録DVDは人気急上昇中のアングラー、issei赤松健さん

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